肩の力を抜いて

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Javascriptで作るMacアプリ!JXA入門編

f:id:tadaken3:20170708213420j:plain こんにちは!
タダケン(@tadaken3)です。

Macユーザーのあなたに業務効率化のテクニックをお伝えします。Mac OSはYosemite以降であれば、なんとjavascriptMacの自動操作ができるんです。通称JXA(javascriprt for Automition)といいます。今回はJavascriptMacを操作するJXAをご紹介します。JXAは簡単なMacアプリも作れてしまいます。

JXAで何ができるの?

具体的にJXAでどんなことができるのでしょうか。例えば以下の様なことができます。

複数のアプリを組み合わせて、ちょっとした作業を自動化する自分だけのアプリが作れるのです。例えば、ある画像ファイルをMailとEvernote両方に保存するアプリやiTunesのタイマー起動するアプリなどが作れます。基本はjavascriptなので、学習コストが低いこともメリットです。デザイナーの方でもjavascriptなら普段のWEB制作でも触れることは多いと思いますので、応用できますね!

JXAでアプリを作ってみよう

ではさっそくJXAでアプリを作っていきましょう。JXAを使うには「スクリプトエディタ」を使います。「Lancepad」の中の「その他」を開いてください。

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その他を開くと中に「スクリプトエディタ」があります。スクリプトエディタを立ち上げてみましょう。

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スクリプトエディタが立ち上がりましたね。

早速JXAを書いていきましょう!と言いたいところなんですが、ひとつ注意があります

スクリプトエディタでは、JXAの他にAppleScriptを書くことができます。Macの自動操作はもともとAppleScriptが標準だったのですが、Yosemite以降Javascriptにも対応し、JXAが使えるようになりました。両方に対応しているため、どちらのスクリプトを書いているのか明示する必要があります。

といってもとても簡単です。メニューバーの左上の部分を「javascript」に変更するだけです。

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これで準備はオッケーです。早速スクリプトを書いて、アプリを作っていきましょう。

Macに入っているアプリを呼び出すには以下のように書きます。

Point var app = Application("アプリ名");

Macのシステムイベントを呼び出して、ダイアログにメッセージを表示させてみましょう。

//Macのシステムイベントを呼び出す
var sys = Application("System Events");

//StandardAdditionsという命令の集合があります。
//displayDialogがStandardAdditionsに含まれているため、機能をオンにします。
//最初はおまじないみたいなものと思ってください
sys.includeStandardAdditions = true;

//ディスプレイにダイアログを表示させる命令です。
sys.displayDialog("君はすごいフレンズなんだね");

できましたでしょうか。アプリとして保存するには、保存時にファイルフォーマットを「アプリケーション」に変更します。デスクトップにHello.appと保存してみてください。

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ダブルクリックするとアプリが起動して、ダイアログが表示されます。簡単です!

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ファイルをドラッグ&ドロップすると定型メールを作成するアプリを作ろう

次は実践的なアプリのサンプルをご紹介します。フリーランスで仕事をしていると定期的に成果物をメールで送信する必要があります。たいした作業ではないのですが、毎日のことなので自動化できるとトータルで結構な作業時間の短縮になります。

ファイルをドラッグ&ドロップしたら、定型的なメールを作成するアプリを作りましょう。

以下のコードをスクリプトエディタに打ち込んでみてください。contentの部分とadressの部分を自分が送りたい相手先に変更してください。

openDocumentsの部分で、ドラッグ&ドロップされたファイルを受け取り、createEmailの部分でメール本文を作成しています。スクリプトの詳細は、次回ご説明しますね。

//openDocumentsでドラッグ&ドロップされたファイルを受け取る
function openDocuments(docs) {
    //件名を今日の日付に設定する
    var today = new Date();
    var month = today.getMonth() + 1;
    var date = today.getDate();
    var subject = month + "月" + date + "日の成果報告";
    
    var content = "tadaken3さん\n\n" + "本日の作業分です、ご確認ください。\n\n";
    var address = "tadaken3@hogehoge.com";//宛先のアドレス
    
    //件名、アドレス、本文、ファイルをもとにmailを作成する
    createEmail(subject,address,content,docs);
    }

function createEmail(subject,address,content,docs){
    var Mail = Application("Mail");//Mailアプリを呼び出す
    var msg = Mail.OutgoingMessage({
        subject: subject, //タイトル
        content: content, //本文
        visible: true
    });
    Mail.outgoingMessages.push(msg)
    var rec = Mail.ToRecipient({
            address : address   // 送信先を指定
    });
    msg.toRecipients.push(rec); 
    
    //ファイルを添付する
    for (d in docs) {
        var attachment = Mail.Attachment({fileName: docs[d]});
        msg.characters.push(attachment);
    }
        
    Mail.activate();  
}

先程と同様にアプリケーションとして保存しましょう。アプリ名はautoMailer.appとしました。 デスクトップにアプリができましたね。

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作成したアプリに成果物のファイルをドラッグ&ドロップすると、、、

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添付ファイル付きのメールが自動で作成されました。確認して送付すればオッケーですね!

まとめ

今回はJXAの最初の一歩として

をお伝えしました。Macユーザーには心強い味方ですね。Javascriptで書けるのもとても魅力的です。次回もJXAの実践的なテクニックについてお伝えしますね。

今回の記事はいかがでしたか?

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