こんにちは!
タダケン(@tadaken3)です。
スプレッドシートで作成したグラフは画像やインタラクティブなグラフとして公開することができます。スプレッドシートのデータが更新されると、公開したグラフもきちんと自動で更新されます。
今回はサンプルとして、ドル円の為替レートのグラフを作成して、ブログで公開する方法をお伝えします。
スプレッドシートの関数で為替レートの取得する
スプレッドシートで為替レートを取得するにはGoogleFinace関数を使います。GoogleFinace関数を使うと株式市場のデータを簡単に取得できます。1
今回のサンプルでは、ドル円の為替レートを取得するため、ティッカーシンボルを「currency:usdjpy」、属性を「price」にします。日付はTODAY関数を使って直近30日分を取得しています。2
A1セルに上記の関数を入力するとこのように為替レートが取得できます。
GoogleFinace関数で取得した為替レートは毎日更新されます。為替レートのデータを使って折れ線グラフを作成します。
グラフを画像を公開する
作成したグラフを公開するにはグラフ右上の「メニュー」からプルダウンで「グラフを公開」を選択します。
グラフを公開する方法を選ぶとURLが発行されます。そのままブログやTwitterなどで公開しましょう。
画像リンク以外にも「インタラクティブなグラフ」iframeによるグラフの埋め込みも選ぶことができます。ただ、ブログやSNSで公開するのであれば、スマホやタブレットから閲覧されることもあるので、画像リンクにすることをオススメします。
「画像リンク」にした場合も、スプレッドシートのデータが更新されると、グラフの画像も最新のものが参照されます。
今回作成したグラフをブログに貼り付けるとこんな感じです。こちらのグラフは常に直近30日の為替レートのグラフが表示されます。
グラフを「ウェブに公開」した場合も、スプレッドシート自体は公開されません。あくまで、グラフのみ公開されます。
まとめ
今回はスプレッドシートで作成したグラフをブログ・SNSで公開する方法をお伝えしました。
今回のサンプルではGoogleFinace関数を使って為替レートを取得していますが、ImportHTML、ImportXML関数を使えば、証券・為替以外のデータも使ってグラフを作成することができます。
これらのテクニックと合わせてみると、様々なデータのグラフを作ってウェブで公開できます。
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対応しているのが市場が主に米国のニューヨーク証券市場、NASDAQなので、残念ながら日本市場に上場している企業の株価は2017/10/07時点では取得できません。↩
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