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【書評】「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」で手を動かしながらインフラ構築を学ぶ

f:id:tadaken3:20180325120101p:plain こんにちは
タダケン(@tadaken3)です。

あなたは、プログラミングを学んでいて、自分でWEBサービスを作ってみたいと考えたことはありませんか?

自分のPC上で動かすようなちょっとしたプログラムを書けるようになってくると、今後はWEBサービスを作ってみたいという気持ちがふつふつと湧いてくることかと思います。

WEBサービスを作って公開するためには、プログラミングの知識はもちろん、ネットワークやサーバーなどのインフラを設計・構築・運用する知識が必要になってきます。

インフラ構築の基礎知識と今流行りのGoogle Cloud Platformの使い方を「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」で学ぶことができます。

Google Cloud Platfromとは

Google がクラウド上で提供するサービス群の総称で、Google 社内で使われているものと同じテクノロジーを使って、インフラを構築ができます。Google Cloud Platfromは略してGCPと呼ばれます。

すごい!!

類似のサービスとしてはAmazon Web Servise(AWS)というのがあります。

Google Cloud Platfromは基本的に使う分だけお金がかかる仕組みになっています。ただし、12ヶ月間の無料クレジット枠300ドル(約30,000円分)があるので、最初の一年は基本的に無料でお試しすることができます。仮に無料枠を使い切っても、勝手に課金されるということありません。

またある程度の制限はありますが、ずっと無料で使えるサービスもあります。

例えば、Google Computer Engineというサービスを使って、無料でちょっとしたサーバーを立てることもできます。

GCEのf1-microインスタンスなどが無期限無料で使えるらしい - 覚書

インフラ構築の基本に踏みこんで解説されているので3年後もきっと役立つ

GCPには色々なサービスがあります。

  • Google Computer Engine
  • Goolgle Big Query
  • Cloud Load Balancing

なんでこんな沢山のサービスが有るかというとインフラにもいろいろな役割があるからです。

例えば

  • クライアントのやりとりをするWEBサーバー
  • 永続的にデータを保存するデータベースサーバー
  • 負荷を分散するためのロードバランサー

などがあります。こういったインフラ技術の基礎知識をGCPを通して学んでいくことができます。

インフラ技術のトレンドを追いかける

もちろんGCPは最新のクラウドサービスなので、基本的な内容だけにとどまりません。

本書ではざっくり

「WEBアプリケーション基本」
      ↓
「スケーラブルなWEBシステムの構築」
      ↓
「コンテナ実行環境を使ったインフラ構築の自動化」

といった形で、インフラ構築の流れを学んでいきます。

最終的には、機械学習を用いたGAEアプリケーションを構築するところまで体験できます。

終わりに

インフラの知識とGCPがあれば、ひとりでWEBサービスを立ち上げることもできるようになります!

今年の年末は、「プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門」を読んで、手を動かしながらインフラ構築とGCPの知識を深めてみてはいかがでしょうか。

プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

プログラマのためのGoogle Cloud Platform入門 サービスの全体像からクラウドネイティブアプリケーション構築まで

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