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メンタリストDaigoさんの「自分を操る超集中力」が良書だった

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タダケン(@tadaken3)です。

前回は集中力を高めるための「集中」というアプリを紹介しました。

tadaken3.hatenablog.jp

前回に引き続き、今回の記事も「集中力」がテーマです。

年末年始に2018年をふりかえってみると、いろいろと集中できてなかったことがあったりしたので、2019年は集中力を高めていきたいなと思っていて、出会ったのがこちらの本です。

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

メンタリストDaigoさんの著書「自分を操る超集中力」です。

一見すると、軟派なビジネス書に見えるのですが、読んでみると非常に役に立ちました。本書では心理学や脳科学に裏打ちされた集中力を高めるための技がこれでもかというくらい紹介されています。しかもDaigoさんが実践されているものばかりで、非常に説得力があります。

デスクに置くだけ集中力が上がるものは?

さて、ここで突然、問題です。デスクに置くだけで簡単に集中力をあげることができるものがあります。 それはなんでしょ。ヒントはとても身近なものです。

時計?

惜しいですが違いいます。

正解は

・ ・ ・

「鏡」です。

人間は「無意識の行動に『はっ』と気付き、改めるという行動を繰り返すほど集中力が高まる」そうです。

デスクに鏡をおいておくと、ちょっと疲れたなと感じてふと顔を上げたときに、自分の顔が映ります。すると、直前まで集中していた自分を再認識します。その結果、再度、集中しようとする意識がはたきます。

客観的に自分を見ること、高い集中力を維持できるのです。鏡は、気が抜けてしまったとき、集中力を再起動させるエンジンの役目を果たしてくれます。

ぼく自身も会社や家のデスクに鏡を置くようになってからすこぶる集中できるようになりました。ただ、同僚には「突然美容に目覚めたのかと思った」と言われました笑

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鏡を見て「はっ」と気がつく

逆にデスクの上にあると、集中力を阻害するのは「スマホ」です。これは説明不要でしょう。

いざ、集中しようとしたときに、メールなどの通知がひっきりなしになっていたら、集中できないのは当たり前です。スマホは机の引き出しにしまってしまいましょう。

こういった感じで集中するために必要な環境の作り方が本書では解説されています。

25分集中して5分休憩する「ポモドーロ・テクニック」

また、本書の中では25分集中して、5分休憩するというの繰り返す「ポモドーロ・テクニック」が紹介されています。これは作家のフランチェスコ・シリロによって考案されたもので、25分間は、作業すべき、たったひとつのことに以外考えないようにします。

これは心理学的には「締め切り効果」もしくは「デッドライン効果」と呼ばれているもので、時間を短く区切れば区切るほど仕事が管理しやすくなり、集中力が増していきます。

また、「ポモドーロ・テクニック」を実践する上で、注意すべきことも書かれています。

5分休憩の間に、手が空いたからといって、メールを見たり、資料を整理したりといったことをすると、せっかくの集中力も削がれてしまいます。これらは脳のワーキングメモリーを消費してしまうので、休憩になりません。5分間には瞑想したり、散歩したりぼーっとすることが大事です。

本書では他にも

  • 1つの作業が終わるまで、断固として次のことをやらない「アイビー・リー・メソッド」
  • 感情の変化を予測してスケジュールをたてる「エモーショナル・プランニング」
  • 自分の集中力の波を作る「ウルトラディアンリズム」

などのライフハック的なテクニックと、なぜこれらが効果があるのかということ心理学の事例を元に解説されています。

まとめ

本書では、ほかにも、集中力を高めるために効果的な食事や間食を取るタイミングなどといった、集中力を高めるための具体的な方法がいくつも紹介されています。

また、この本を読むことで、前回紹介した集中アプリが、いかに科学的な知見に基づいて作成されているかも理解することができました。

集中力が高ためること、同じ1時間でも、アウトプットできる「量」「質」が、格段に向上します。ぜひ、本書を手にとってみてくださいな。

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力